はい、おはこん失礼。
ひろいです。Googleアドセンスとやらに申請してみたら、不合格でした。
なにが悪いのか指摘もしてくれない不親切さからメンドくさいので放置します。笑
さて今回はよく縫製してたら聞く言葉。
ですが、この業界に入りたての頃は なんのこっちゃだった言葉
【まとめ】
とはなんのことを指すのかを簡単に説明します。
服の縫製に関わる言葉で
縫製・裁断・仕上げプレスなんかは良く聞きますし文字からイメージも湧きやすいですよね。
ですが まとめ といわれるとなんじゃろ?てなります。まとめとは大雑把に言うとミシンで作業しない作業(一部ミシンも当然あります)のことを指します。
代表的なものを下記にて。
・ボタンホール関係
・ドットボタンやアイレット関係
・手まつり等の仕上げ
・ボタン付け
・余計な糸をとる作業
このあたりの作業をしている際に、メーカーさんやブランドさんに、あとまとめ作業したら納品できます。なんていうことがあります。下記簡単な詳細です。
・ボタンホール
シャツのホール ジャケット等のハトメホール チェンジボタン用の菊穴
これらはミシンがない時代は基本手作業です。ジャケットでまだキーホールという方法を使うブランドさんもあります。(小さい玉縁を上下につけてホールにする方法)
いまはミシンで作業できますが、手作業でやられている方も少ないですが存在します。
・ドットボタンやアイレット(ハトメという場合もある)
代表的なものはYKKスナップさん(ファスナーとは別部隊です)と、モリトさんが名前が出てきます。機械で打ち込む金属系のスナップボタンなどがそれにあたります。
こちらで多種確認できますので興味あれば見てみてください。デニムなどのリベットやタックボタンもこの種類で、もちろん手作業で打つことが出来るものもありますが、メインはボタンごとに作成された専用のコマ
を専用機械につけて足踏み式や、ボタンで ガシャ!! っと付けることができるものです。なんかかっこいいです笑。この作業は僕の好きな作業の一つです。
・手まつり作業など
これはスーツやジャケットの部分で使われることが多いです。
裏地の抑えにつかったり、しつけ糸をつけたり、バツ印みたいにつけたりジグザグにつけたり、ミシンで言うルイスにちかい縫い方を手作業ですることです。
裏地付きのジャケットなんかは、服のどこかで一度服をひっくり返して完成させるので、服を裏返して全部見るとどこかに手まつり作業でひっくり返した穴を止めてる部分がみつけられますよ!
ぬいぐるみなんかでも一箇所あったりします。
ミシンが入らない部分を手作業で補うようなイメージもあります。
・ボタン付け
これもいまは自動機でつけれるのですが、当然その機械はいいお値段が致します。笑
シャツのような平付けする場合は機会が多いですが、ジャケットやコートのように厚手の洋服は 根巻き をしてボタンのつけを高さをだしてつける方法をとります。これは未だに手作業も多いです。
あとは足つきボタンなど機械で対応できないものでも手作業の場合もあります。
・余計な糸を取る作業
通称 糸取 糸きり ですね。ミシン作業で糸がピョンとでてる部分をカットする作業です。見た目をキレイにしてあげる作業ですね。
ほかにもあると思いますが代表的なものを書きました。
この中でボタンホールとドットボタン関係に関しては専用の【まとめ屋さん】というものが存在します。
理由はそれらに必要な機器設備が結構な高額なのと、設定が縫製とはまたちがった難しさがあるからです。ドットに関してはその種類分のコマも存在しますし、コマ自体がセットで数千円から万円超えるものもありますので、すべてを縫製工場1件で揃えるのは資金と管理が追いつかない現場が多いのも理由でしょう。印のつけ方もいろいろですからね。
うちの取引しているまとめ屋さんは
ボタンホール専門・ドット関連とハトメホール関連専門(コマALLに近く揃ってます)
の2社お付き合いがあります。
うちの中にもホール関係やYKKさんモリトさんの打ち機はあるのですが、専門的な部分でこだわられる場合は腕不足な場合もあり 取引をさせていただいてます。
やはり餅は餅屋ということがありますからね。
さて今回は豆知識のお話になりました。ではまた。