ひろいの徒然ブログ

アパレル生産管理自営の日々や子育て

アパレルの悪い慣習③(クレーム編)

前回の続きなので今回は簡単に。

 

結果問題として悪いのは 悪いところはなんなのか どこだったのか。

 

今回のことだけを考えれば。

1番にダメなのは 規格会社や振り屋と言った中間のポジションです。

そもそもこのポジション、現場工場への発注書もだしてません(こういった企業がアパレルは異常に多いです)なので、メーカーがどういったモノを作りたいのか、作ろうとしているのか が工場へ 職人へ伝わっていないのです。

 

こんな馬鹿な要求を呑んでは、多くの工場が倒産しました。

最低限 工場にだけ負担させるのでなく、関わった全てでリスクも負うべきです。お金を払う側が強いのはいっときの立場だけです。残ってしまう不信感は今後そことの仕事を継続することはありませんし、評判も悪いものしか流れません。

いまは情報は一瞬で流れます。一時の損をケチった結果は後々 表面化しますよ。

 

アパレルメーカーさんも 商社さんもそうですが

何を大事に商品を作っていくのか

 

もう一度見直して欲しいです。

海外での安さを求めるだけの 絨毯爆撃生産はいっときの利益しか生み出しません。

それによって商品は溢れかえって、安売りになり処分レベルのお金しかのこりません(価値は暴落です)

大手のワールド 三陽商会はじめ 多くのメーカー・ブランドが戦略ミスで苦しくなっています。付随して百貨店なんかもそうです。

 

中国生産にシフトした際に、国内の優秀な職人や生地を見落として無駄に失いました

 

いま苦境にあるアパレル業界で生き抜くためにすべきことを

もっと深く考えましょう。

 

 

次回は今後どのようにやっていくべきか

自分の考えをまた書いていきます。