おはこん失礼。ひろいです。
お題も合わせつつ 表題ヴィンテージ創出をまとめていきます。
(このジャケットは宣伝も含めて、僕のBASEで販売しているヴィンテージ品。今見てもかっこいい。)
さて、まず気になったニュースVOGUEさんのニュースより引用
ヴィンテージ市場の興隆
この内容を読んで、いまの供給過多による服の大量廃棄に一石を投じれると思った。
先日アパレルでの無駄について言及している内容をブログに書いたのですが、川下の方での動きのひとつとしてかなり効果的な動きが活性化しているのでまとめてみる。
これはつまり循環型の経済になるということが価値をもつ可能性。
売ることを前提に買う
いまのメルカリなどの台頭がわかりやすいと思うけど、買うものを選ぶ消費者の知識・目線はかなり成熟してきているし コストの比較もインターネット社会のいまでは容易であることは だれでもわかること。
なので買う側は使用後にうれるか考えて購入しているというのは、もう当たり前のことになっている。簡単に言うとだれでも仕入れて販売できる状況がスマホ一つでそこにある。
つまり生産側 販売側は作る服を考える際に、時間が経っても価値が下がらない 丈夫さやデザイン をブランド側は考えて作ることを試行していっても良いと思う。買った人に
『うちの商品はゆくゆく価値でますよ!何年たっても着てられますよ!』といえる服を作り出そうということ。
このブランドの服は将来価値出そうだと思わせたら 勝ち。
実際のNYなどのオークションでの成功例や取り組みは上の添付記事を読んでみて欲しい。
自らヴィンテージとなるものを作っていくということ。それが価値となる。
正直量販店の商品は未来で価値が出ることは考えにくい。やはり廃棄されるし、売れ残りも大量にでて無駄となる。
必要数を受注生産し、それが未来に残りうる価値を持っていれば、その服はゴミになるのは着れなくなってから となるのだ。。。エコでもある。
そして僕ら生産側としても仕事を選ぶべき時が来ていると思う。
ただ量産数が多くて 安くても仕事は埋めることができるという理由で現場を動かすのではなくて
少ない量でも きちんとしたコンセプトがあり・ともなうコストの理解があり・継続して取り組める そういったブランドさんと手を組んでお互いの能力を高めていく関係を築く。そういう関係性があって作り手とクリエイターの商品はヴィンテージになり得るのだと思う。
ファッションや音楽は その時代の主張を反映するものでもある。
実際にいま音楽として昔の曲を耳にするものは、時代の良さ・悪さが主張されていると思う。服にしても価値のある服は主張を持っている。
尾崎豊 さんなど分かりやすい。聞いたことがない人はぜひ聞いてみて欲しい。その時代の若い人の感情が入り込んでくる
みずから主張を持って、先の未来に遺る商品を作る。
ヴィンテージを創り出す。
そんなブランドが増えてくれば、まだまだアパレルの生産も面白くなりそうだと今回のニュースをみて 感じた。
ではまた。