おはこん失礼、ひろいです。
みなさまサステナブル。ご存知ですか?
きますよ。今年の流行に。乗り遅れるなッッッ!ということで
国語的な意味は添付しておきます。
sustainable(サステイナブル)の意味 - goo国語辞書
アパレル生産の僕の解釈は
ムダや余剰を減らし・かつリサイクルする循環型
とみています。
つまり、余剰をどのように有効活用し利用するのか であったり。
ゴミとして捨てるものを素材として再利用する などです。
服の業界に詳しい人なら、
異常に厳しい検品で店頭に並ばずに廃棄されている服があることや
服を作る際に 余ってくる裁断後の生地や 縫い糸のあまりなど
目につくところにゴミとされているものがあるのはすぐ分かることだと思います。
けど生産時に余った生地をメーカーさんに送り返す時に
着払いだと嫌がられたり
もう使わないんで捨ててくださいと言われたり
生産側の人なら もったいないなあと 思うこと多々ありますよね。
こういう流れは
メーカーさんの原価を釣り上げてることになりますし、本来はメーカーさんもお金出して買っている素材を無駄なく使う方が絶対にいいはずなんです。
たとえば
【生地100m からシャツ50着を生産する】
としたときに値段を決める際は この生地を
100m×生地単価/m÷50着
と計算していればシャツを売ることで生地のコストは償却されています。
けどもそこで
【生地が5m余りました】
となったら、ある意味これは生地コスト0円でなにかものを作れるわけです。
たとえば50着のシャツにおまけで キッチンコースターを50枚付けて販売するとか
5枚大判のスカーフを作って先着5名にくばるとか
付加価値やファンの獲得にその余剰な材料は一役買ってくれる可能性もあるわけです。
ゴミじゃないじゃねーか
て思いますよね。ええ、資源です。
こういった事に気づき、いち早くハイブランドも動きを早めています。
GUCCIなんかは上手いです。
インドのサリーの再利用方法や、縫製の技術を現地に提供して
逆にその技術をつかって現地で生産を依頼する。循環してます。
そういった何か+αでの提案をしていけるように
アパレルの川上~川下まで
意識を変えるときはもうすでに来ています。
データでは年々無駄な服の生産数が増えて廃棄品も比例して増えています。それはエコだとか資源を大切にする考えとは真逆のことです。
その矛盾を 僕ら生産側もメーカー側へ伝えていくべきなのです。
もし無駄なく作ってくれという依頼がありましたら
遠慮なくご連絡ください。ご提案もしていきます。
連絡先はプロフィールにあります。
消費者側もメルカリなど流行っています。
そういった流れで、だれかに使ってもらうという考えを意識していけると
サステナブルな流れに乗っていると思います。
ではまた!